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視力回復手術の危険性

レーシックにおける手術は、そのほとんどがコンピューター制御で行われているため、危険性はかなり低いものとなっていますが、危険性がまったくないのかと言えばそうでもありません。

多くの成功事例を築き上げてきたレーシックは視力回復手術の安全性をより高いものにしてきました。手術によって失明したというケースは現在までのところありませんが、手術による危険性は少ないとはいえ、やはり認識しておくべきでしょう。

視力回復手術を行う過程で思わぬトラブルが発生する可能性もあります。眼に対する圧力負荷が大きすぎると緑内障の原因にもなりますし、角膜拡張症が起こる事も考えられます。

また、視力回復手術中は衛生面にかなり神経を使う必要があり、これを怠ると様々な感染症を引き起こす原因にもなります。手術終了後も清潔な環境を保たなければいけないため、すぐに安心する事はできません。

レーシックの技術が日本で取り入れられてからまだ充分な期間が経っていないため、視力回復手術を長いスパンで見た場合、安全性に欠け、思わぬ危険性が潜んでいるかもしれないという医師もいます。
視力回復手術を行った20年後や30年後もはたして安全なのかどうか、そして副作用に関する事などもまだ解明されていないという事を忘れてはいけません。

この他にも視力回復手術に付随する危険性は存在します。角膜の形状を変える際に角膜を削りすぎてしまったりすると遠視になってしまったり、物が二重に見えてしまったりする二重像と呼ばれる症状が出る事もあります。また、目が乾くドライアイが長期間続いたり、思うような視力回復効果が得られないというケースもあります。

以前と比較すると、視力回復手術に対するリスクは低くなりましたが、こうした危険性があるという事も理解しておかなければ、手術後に様々なトラブルが起きかねませんので注意が必要です。

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