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レーシックとケラトミレイシス

現在のレーシックの母体となっているのは、1963年に開発されたケラトミレイシスという手術方式です。

ケラトミレイシスは角膜にフラップという薄い膜を作り、そのフラップの裏面を平坦に加工して元に戻します。フラップは切り取られて冷凍された後、工場に送って旋盤で削るため、手間と時間がかかります。そのうえ、矯正制度も低かったため、ほとんど普及しませんでした。

そして、1998年にエーエルケーという手術方式が考案されました。エーエルケーは精密な小型カンナであるマイクロケラトームを使用して、ヒンジという一部切り取らない部分を残してフラップを作ります。

次に、その下の角膜面に再びマイクロケラトームを使用して角膜中央部を切り取ってからフラップを戻します。角膜の切除する深さを変えることで近視度数に応じた矯正が可能となります。

エーエルケーはアールケーでは矯正できない強度近視には効果がありましたが、マイクロケラトームで角膜の厚さを変えて正確に切除することが困難だったため、矯正精度が低く、また乱視の発生が多かったため普及することはありませんでした。

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