視力回復手術は、目にかかわる手術なので、眼科で行われるのが一般的と考えられます。
けれど意外なことに、視力開腹手術の症例数は、美容外科がとても多いんです。
それでも、目の手術ですから、眼科で受ける方が安心でしょうし、たとえ美容外科で視力回復手術を受けても、何かトラブルがあった場合はやっぱり眼科で診ていただく必要があります。
視力回復手術は、使用するレーザーはコンピュータで制御されているものの、それを操作するのは医師です。そのため、治療に使用する機器の操作、手術前の準備、さらに咄嗟の場合の判断は、医師の経験が重要になります。
視力回復手術に限らず、手術に携わる医師は、それまでに何症例の手術を経験してきたか、1年間にどれだけの手術を行ってきたかが重要視されます。それは、手術の習熟度やトラブル発生時の対処とその後の患者の経過が、医師の経験となり、手術により患者が不利益を被らないような対処ができる医師であることの証明のようなものになるからです。
更に、手術を行うためには患者の同意が必要ですが、手術のメリットと予測される合併症や起こるかもしれないトラブルは、事前に患者に十分説明しなければいけないことになっています。
ここで話される内容も、経験によるものが大きな裏打ちになるのです。